アラカンひとりっ子のブログ

還暦目前、人生のエンディングに向けて日々考えていること・実践していること等、「自分流の暮らし~逝き方まで」ぽつりぽつりと語ろうと思います。

介護と災害

こんにちは ぽつりです。

今日もぽつりと語ります。



9:38分頃発令された緊急地震速報!

本当に驚いた (*_*)

何もなかったことが何より。


誤報だ!とか言うより

事なきを得て

感謝するのが良いなと私は思う。


***************


老親ふたりを自宅介護の時

何より災害は怖かった。


都内の城東地域に暮らし

河も近くに流れている

被災の可能性は身近にあった。


東日本大震災の時

母はヘルパーさんとの入浴が終わり

車イスでリビングに移動してきた。

水分を補給して…と思うまもなく

大きな揺れがきた。


父は自分達の部屋

ベットで横になっていた。


娘は友達と遊ぶ約束があったが

外に出る一歩前だった。


大きな揺れだったが

新築した家だったので

倒壊の心配はなかった。

(区画整理で立ち退き、仮住まい介護の後やっと自宅に戻った矢先)


その後、東北の被災状況を見て

もしこのような大災害に遭遇したら

どうしたらよいのか?

すごく悩んだ。


家が倒壊しなくても

津波の怖さを知った。


河をさかのぼる津波の話。

夫の実家は宮城県の海岸沿い

大きな被害を受けている。

家も車も流された。

命があったから

全ては良しとされたけど。


老親の部屋は1階

2階にひとりでは担ぎ上げられない。


階段も上れないふたりを

私はどうしたらよいの?


目の前で見殺しはイヤだ!

どんな手立てでも

結果救われなくても

私に出来る何かをしたい。


私が考えたこと

ライフジャケット着てたら

流されても浮く!



あの時、

行方不明の方のご家族は

何とか家族を探したいと

口々に言っていた。


私は家族分のライフジャケットを購入。


幸い1度も使ってないけど

今でもある意味

お守りとなっている。


話すと友達には驚かれたけど

それくらい考えてた。

それくらい真剣だった。


あの頃の一生懸命さ

これからも大切にしたいと思う。


緊急地震速報は

誤報続きでいてくれたらいいな。